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In the Heat of the Sun (1994)

Drama Romance
92.9pt 92.9pt
阳光灿烂的日子

4.5 (1votes)

The film is set in Beijing during the Cultural Revolution. It is told from the perspective of Ma Xiaojun nicknamed Monkey, a teenage boy. Monkey and his friends are free to roam the streets of Beijing day and night because the Cultural Revolution has caused their parents and most adults to be either busy or away. The story revolves around Monkey's dalliances with his roguish male friends and his subsequent angst-filled crush with Mi Lan.
Cast
Ma Xiaojun
Mi Lan
Liu Yiku
Yu Beipei
Mother
Father
Mr. Hu
Adult Liu Yiku
Adult Ma Xiaojun
Small-time Conman
Fat Fool
Zhang Xiaomei
Mi Lan's Grandma
Old General
Adult Liu Sitian
Staff
Director
Screenplay
Novel
Music
SendReview
Review
きくりん
2003/04/10 08:57
 とにかく演出が素晴らしい。通常TVにしろ映画にしろ、必ず照明を用いて光量を確保しますが、この作品は照明をあまり多用していません。タイトルどおり「陽光」=自然の光を用いて撮影されています。ですから映像もとても自然で、まるで自分の目で見ているよう。この手法はエルマンノ・オルミ監督の『木靴の樹』等でも使われていますが、やはり映像が柔らかく、とても優しいものになりますね。
 物語は大人になったシャオチュンが当時を回想するという設定です。ただ、感受性豊かな少年時代にはいろいろ想像したり幻想を抱いたりするもので、これが現実と重なりあい、過去の思い出が混沌としています。ですからストーリーも辻褄が合わないところがあったり、途中で修正したりします。まぁ、これも演出なんですけど。
 印象的だったのは、忍び込んだミーランの部屋で望遠鏡を見つけ、のぞきながら部屋の中でぐるぐる回るシーン。レンズを通してシャオチュンは赤い水着を着たミーランの写真を見つけ、一目惚れします。ただ、レンズを通さずに見たミーランの部屋にはそんな写真は一枚も飾られていないのです。ミーランもシャオチュンにそんな写真はないと言っていますが、これもシャオチュンの幻想なのでしょうか?望遠鏡をのぞいて幻想を見るという話はまるで江戸川乱歩の『押絵と歩く男』のようです。プールの飛び込み台のシーンも格別。プールの色の白と空の青とのコントラストがとても美しい!また、劇中やエンドクレジットの際に何度か流れた歌(「遠飛的大雁」というチベットの歌だそうです)がなんとも不思議な感じで耳に残りました。